東京司法書士会三多摩支会
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 支会ニュース「アダージョマエストーソ」 第127号 2013,12,18

 ■ 目 次
  1. 第7回研修会「最近の苦情申立事例から考える 執務のありかたと留意点」を開催
  2. 会津若松市の仮設住宅団地で訪問・対話、餅つき忘年会にも参加
  3. 田無支部が地元中学校で授業を実施、一支部一貢献推進委員会が活動を紹介

 平成25年11月29日(金) 苦情申立事例から考える執務のあり方を研修する

 
 今年度7回目の三多摩支会研修会が、平成25年11月29日(金)立川市女性総合センターアイムにおいて開催されました。
 東京会業務部長である豊島支部の安井忠伸会員を講師に招いて、テーマを「最近の苦情申立事例から考える 執務のありかたと留意点」として、東京司法書士会に対する苦情等からみる執務上の留意点について講義をして頂きました。
 債務整理について簡裁代理権限を超える業務をしてしまう事例、報酬について説明不足や不当に高額な報酬の事例など、これでは
苦情が来るだろうなと思われる事例紹介がありました。
 不動産登記業務では、何処からが司法書士倫理に違反するのか境が解らない事例となり、ここでディスカッションの時間となりました。
 会場はディスカッションできるように机を4グループに分けて配置してありましたので、当日の出席者25名が各グループで意見を述べて、グループ内で意見をまとめて発表しました。何処が正解といえる答えは
ないのでしょうが、他の人の意見を聞くことで、執務姿勢を考える良い機会になったと思います。
 商業登記業務では、代表者、担当者の本人確認、意思確認をどのように行うか、取締役の退任、解任登記での株主総会や取締役会の開催が問題となっていました。
 最後に、苦情を少なくする執務姿勢として下記のような方法を教えていただきました。
 基本に忠実に。手間暇惜しまず確認作業をする(人、物、意
思、金等)。できるだけ確認書、指示書、同意書、承諾書などの書面を取り保管する。迷ったときは自分だけの判断で処理方法を決定せず、同職仲間やメーリング等に、相談・照合する(同職等の仲間づくり)。 一貫した態度をとる。場合により受託を断る勇気も必要。研修会等には積極的に参加し最新情報を取得する。 (研修委員会委員長 中村伸介)   →上へ

 平成25年12月14日(土)、15日(日) 会津若松の仮設住宅で餅つき忘年会に参加

 年に3、4回訪問している福島県大熊町の人たちの仮設住宅で自治会の忘年会&餅つきをやるという連絡を受け、東日本大震災被災者支援対策委員会では住民との交流、他の仮設住宅での相談・訪問・対話も兼ねて、 12月14日、15日と、会津若松市の仮設住宅を訪問した。6人の震災対策委員にHP編集室も同行した。
 会津地方は2日間ともあいにくの大雪の予報で、東北道も郡山市に入ると予報どおりの雪、磐越道に入ると路面は真っ白、圧雪状態となっていた。時折、地吹雪が強く舞い上がり視界も悪い。ここで、1人の会員が被後見人が危篤だという連絡
を受け、急遽高速を降り、磐越西線猪苗代駅で降ろすことに。一面田んぼの広がるのどかな風景のはずが、30cm以上も積もった雪で一面真っ白。駅前には客待ちタクシーが2台いるだけでひっそり静まり返っていた。
 磐越道に戻って、会津若松市内の仮設住宅に向かう。夏にも訪れた城前仮
設住宅と扇町仮設住宅の二手に別れ、愛媛県司法書士会から配ってほしいと頼まれた今治のタオルを持って個別訪問し 、対話して避難生活の苦労話等を聞いて回ることになった。
 城前住宅では、奥さん達がちょうど除雪を始めたところだったので、スコップを借りて除雪の手伝いもした。先ずは除雪しないと各住宅への訪問もできないほどの積雪なのだ。 しかし、この仮設住宅でも、長い避難生活に疲れ、ちらほらと空室が目立つ。多くは雪の降らないいわき市に引っ越しているそうだ。
 「もう3度目の冬だもん雪かきには慣れた、だども、大熊町では
こんなに雪が降ることはない、せいぜい10〜15cmだし、積もっても一日で解けるだ、大熊町はいいところだよ」と故郷を懐かしむ声。
 こうして雪かきと個別訪問で1日目は終わり、市中のビジネスホテルに泊まった。
 2日目は、長原仮設住宅の餅つき&自治会忘年会に参加。市内から外れた高台にあるせいか積雪は50cmぐらいある。この長原住宅は、支会で大熊町の仮設住宅を訪問するように
なった始めからのお付き合いということになり、もう何度も訪れて顔馴染み人たちばかりだ。2年前には100世帯近くの住民がいたが今はもう100世帯を切っているそうだ。生活の再建ができて移転していったわけではない。 生活の再建を目指すには、どこか定住先を見つけて、先ずは家族の再建をしなくてはということからの選択でしかなく、行った先で仕事があると決まっているわけではないそうだ。
 餅つきの準備をしている婦人会の皆さんに暖かく迎えられ、男勢で餅つきをし、いよいよ自治会の忘年会は始まった。集まった住民
は40数人、住宅の半数近くの世帯からの参加だ。自治会長、町議会議員の挨拶のあと、入沢社会問題対策部長も挨拶をし、乾杯の後、楽しく団欒のひと時を持った。特に議員からは、町の事情・今後の見通しなどを聞かせていただくことができた。
 原発城下町といわれた大熊町が、今誰一人住むことのできなくなった町になってしまっても、雇用や原発頼みの従前の産業を考えると、今後も廃炉というこの原発に「産業」を頼り、その工程での東電からの固定資産税収入に頼らざるを得ない
自己矛盾的将来像しか描けない苦しい実情がある。除染した汚染土の中間貯蔵施設を造ることによるマイナス面もあるにしても、これらから得る収入もばらばらになった町を再建していく過程では仕方ないことかもしれないと 自身を納得させるしかない、ほとんど選択の余地のないどうしようもない結論だろう。得心する人 、しない人、帰郷の念と家族の安心に揺れ動き、人々の胸の内はいずれにせよ苦しいにちがいない。
 国策として推進してきた原発行政の結果であるにもかかわらず、
いったん事故が起きてからは、国の施策はあまりに住民に優しさが足りないのではないだろうか。 (HP編集室) →上へ

 平成25年6月8日(土) 田無支部が地元中学校で授業を実施 (一支部一貢献事例)

 一支部一貢献推進委員会では、地域に根を下ろしている支部による、その地域に貢献する活動を支援することを事業内容にしています。その一環として、田無支部の一支部一貢献活動をご紹介させていただきます。
 本年6月8日(土)、東村山第六中学校にて、同中学校主催の「地域に学ぶ会」が開催され、田無支部の会員5名により、授業が実施されました。2コマ実施され、テーマは、「登記ってなに?」、「日常生活で起こるトラブルへの対処法」でした。
 「登記ってなに?」では、生徒たちに実際の同中学校の登記記録を見てもらい、登記制度の仕組みと社会の中での役割についての授業でした。
 生徒からは、「登記や司法書士について全然知りませんでしたが、このような講座を通して知ることができてよかったです。」「登記をしないとトラブルになりやすいと教えていただいたので、将来土地を買うときなどは、このことを思い出し、忘れないようにしようと思います。」という感想が寄せられました。
 また、「日常生活で起こるトラブルへの対処法」では、クイズ形式で、契約や裁判制度についての授業でした。
 こちらについては、「講義の中で、売買のルールのことや物の貸し借りのルールのことを知りました。」「クイズ形式で笑わせてくれたことが印象に残りました。」「法律でわからないことやトラブルがあった場合には相談をしに行きます。」といった感想が寄せられました。
 他にも、「来年もこの講座を選びたいと思っているので、ぜひ来てください。」「仕事をして1番やりがいを感じたことは何かと聞いた時に、1番多かったのは担当している人に感謝されたことが1番やりがいを感じるとおっしゃっていました。 なので、僕も仕事をする時に相手に感謝されるような大人になりたいです。」といった感想が寄せられました。 (一支部一貢献推進委員会)  →上へ