東京司法書士会三多摩支会
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 支会ニュース「アダージョマエストーソ」 第148号  2015,08,27

 ■ 目 次
  1. 平成27年度第1回三多摩支会研修会「事例から学ぶ遺言執行の実務」を開催
  2. 山梨県と協力して、丹波山村の「夏まつり丹波」で相談会ブースを設け、相談会を開催
  3. 西多摩郡檜原村の「払沢の滝ふるさと夏まつり」でビラ配りと相談活動

 平成27年7月21日(火) 第1回支会研修会「事例から学ぶ遺言執行の実務」を開催 

  7月21日、女性総合センター・アイムにおいて、立川支部山口達夫講師による研修「事例から学ぶ遺言執行の実務」が行われました。
 ご存知の通り、遺言執行業務は、司法書士法施行規則31条で司法書士業務に財産管理業務が組み込まれたことにより、司法書士の業務として認められたものであります。一方で、司法書士には紛争性のある事案については関与できない可能性があります。講師からは、代理権のある弁護士と司法書士の立場の違いの説明があり、そのうえで遺言執行者が指定されていない遺言においては、積極的に選任してもらうべきではないかという提言がありました。
講師:山口達夫司法書士  実務においては、紛争性のある事案では、当事者には弁護士がつくケースがほとんどだと思いますが、講師からは、弁護士とすれば相続財産が確定しないと相手方と話し合いもできないので、ほとんどの場合において紛争解決の準備として、遺言執行業務を先に行うことになるとの解説がありました。さらに、講師が実際に関わった事案を用いて、司法書士の職域の範囲内で、解決を図っていく方法の具体的な解説があり、また会員の皆様が
気になるところである、報酬の設定についても講師より提言がありました。
 遺言執行業務は、ますます司法書士が関与していくケースが増えていくものと思われます。今後、我々司法書士が遺言執行に関わっていくうえで、非常に参考になる内容でした。 (広報委員会取材) 上へ

 平成27年7月26日(土) 山梨県会と協力し丹波山村の夏まつりで相談会ブースを設置 

 7月26日、山梨県丹波山村で村を挙げての「夏まつり丹波」が行われた。隣り村の小菅村の「源流まつり」と同様、山梨県会と協力して三多摩支会で毎年参加している夏まつりで、参加は今回で3年目となる。
 前日には民家に相談会のチラシ配りをしたが、2時間配布した結果、丹波山村の真ん中を流れる川(丹波川、多摩川は奥多摩湖から上流を丹波川と名を変える)を挟んだ南側しか配りきれず、対岸の民家にはあまり配布できなかった。
 村の方々の話を聞いていると、相談したいことはい
村の路地を回ってチラシ配り
ろいろあっても、隣近所の目があり、なかなか相談できない実態が改めて分かった。
 祭りは、和太鼓や立川高校の吹奏楽、演歌歌手のコンサート、大同芸人・お笑い芸人のショー、子供たちのダンスなどメインステージのパフォーマンスがあり、多くの人出があった。河原にはグルメブースがあり、それに並んでカヌーや木工工作などの体験教室、消防車や白バイ、パトカーなどのはたらく車の展示など、子どもが楽しめる工夫がされていた。
 我々の相談ブースは、既設のあずま屋を利用し、メインステージと河原のグルメコーナーを結ぶ導線上にあったためか、10件の相談があり、今まで行ってきた小菅村、丹波山村での相談会の中では最高記録となった。相談内容は、相続が比較的多いが、抵当権抹消登記や会社の登記、貸金返還など多岐にわたった。ただし、相談者はやはり東京都内の方が多く、村内の方の相談者はなかった。今年は猛暑ではあったが、前年、前々年と連続して遭遇したスコールもなく、無事相談会を終了することができた。
あずま屋を借りて相談会 山梨県会と三多摩支会の相談員の面々
 今回の活動では、相談場所の立地がよく相談件数を伸ばすことができた。来年も同じ場所で相談・広報活動が行うことができればと思う。村民の方にも相談しやすいよう工夫できればよいが、まず相談の機会があるということの周知徹底のため、前日のチラシ配りを強化したい。広報グッズについては、相変わらずエコバッグの人気が目立ったが、祭りでの相談活動ではウェットティッシュなどの需要があるのではないかと相談員から意見があった。活動の現場から積極的に意見を出していくことも重要であると感じた。 (司法過疎対策委員長 吉田智)  上へ

 平成27年8月22日(土)、23日(日) 「払沢の滝ふるさと夏まつり」で相談活動を実施

 「日本の滝100選」に東京で唯一選ばれている払沢の滝(ホッサワノタキ)のある西多摩郡檜原村では、毎年、「払沢の滝ふるさと夏まつり」が催されている。三多摩支会では、檜原村役場で年に6回、 檜原小学校会場 来場者にビラ配り
定期相談会を開催しているが、地域の方々との触れ合いも大切にするため、毎年このお祭りに相談員として参加し、ビラ配りなど東京司法書士会三多摩支会の広報をメインに活動している。
 初日、22日(土)は5名、23日(日)は4名の司法書士でビラ配りを行った。活動時間は、夕方の方が人出があるため、昨年より開始時間を遅らせて、15時から17時までの2時間とした。このお祭りは、メイン
相ブースには談員を配置 鹿の毛皮が展示されていた 会場が檜原小学校の校庭で、キャパシティの問題上、相談会用の出展スペースが確保できないことから、相談活動自体はあまり期待できなかったため、ビラの内容は、立川の総合相談センターと檜原村役場での定期相談会の広報部分に紙面を多めに
割いた。しかし、夜の花火に向けて人出が増してくるため、日中は警備用の控えスペースが空いていたことから、そこを間借りして、相談ブースに近いかたちにすることができた。
 小菅村、丹波山村での相談会と同様に、○×クイズを行い、参加してくれた方にエコバッグかボールペンを差し上げた。2日間で、エコバッグ50個、ボールペン60本を配ることができ、2日目は1時間ほどで、在庫を切らしてしまったため、もう少し多く用意すべきであったと反省。
 来場者数は、他のお祭りと比べると少なかったが、ブースが会場の出入口近くにあったため、多くの方にビラをお渡しすることができた。また、相談者も、昨年は2日間通して1名であったが、今年は1日目に1名、2日目に2名あった。相談内容は相続・遺言・成年後見であった。
 ビラ配りにおいても、司法書士の仕事内容を聞かれたり、村役場での定期相談会について質問されたり、交流を図ることができたと思う。
メイン会場でゆるキャラのショー
 正式にではないが、かたち上、相談ブースを確保できたため、昨年と比べて、相談実績もあがった。お祭りの規模の関係で、相談員を増加させるよりは、活動時間をもう少し長くしたり、持参するグッズの数を増やしてもよいのかなと感じた。まだ、相談件数は少ないものの、着実に実績を重ねて、村の方々へのアピールに繋がればよいと思う。 (司法過疎対策委員長 吉田智)  上へ