東京司法書士会三多摩支会
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 支会ニュース「アダージョマエストーソ」 第155号  2016,01,20

 
 ■ 目 次
  1. 第8回アルコール問題セミナー「その相談、実はアルコールの問題だった」に参加受講
  2. 第4回財産管理人研修「財産管理業務に関する事例検討と倫理」の報告
  3. 第20回三士会八王子勉強会で「親権、監督権について」を真剣に学ぶ
  4. 第6回三多摩支会研修会「インターネット上の情報を削除するには」を学ぶ   

 平成27年11月10日(火) アルコール問題のセミナーに参加して

 支会長に弁護士からアルコール問題に取り組む「仲間と共に歩む会」のセミナーに参加してほしい旨の要望があって、平成27年11月10日、第8回アルコール問題セミナー「その相談、実はアルコールの問題だった」に、社会問題対策部から委員4名で参加してきました。
 各種相談・支援の現場でホームレス・居住・金銭・DV・虐待・失踪・自殺・うつ・身体疾患・欠勤・メンタルヘルス・人間関係等々の問題としてインテークされるケースが実はアルコール、アデクション(嗜好)止めよう止めようと思いながら止めることのできない悪い習慣の飲酒が問題であることについての講演に参加させていただきました。
 まず、多摩立川保健所東大和市担当職員や東大和市職員からアルコール問題への取り組みの現状や実際に援助した事例のお話がありました。次に多摩総合精神保健福祉センターの梅野医師からアルコール依存症がどのような病気か解説がありました。そのほか、当事者で集まる断酒会(仲間と歩む会)等の会員や家族及びその方々を見守る人々から回復努力、介助努力等のお話を充分聞けることができました。
 10年間断酒していた人が、ある日ストレスからたった1日飲んでしまったために階段を転げ落ちるように犯罪に走り、ホームレスになってしまったお話は本当に怖く臨場感がありました。金銭問題、成年後見とも密接にかかわる問題でもあるので、司法書士が参加することの意義は大きかったと思います。依存症の問題は今後も多重債務問題・破産・離婚問題等相談会にも生かせるのでは・・と思いました。
 とてもいい講演会だったと思いますし、協力できてよかったと思います。
 (主催者の「仲間と共に歩む会」についての詳細はこちらをご覧ください。) (司法過疎対策委員会 児玉睦子)  上へ

 平成27年12月4日(金) 第4回財産管理人研修「財産管理業務に関する事例検討と倫理」

 平成27年12月4日(金)、財産管理人研修の最終回となる「財産管理業務に関する事例検討と倫理」が行われました。今回は、まず、4つのグループに分かれ、2つの課題について倫理的な問題を討論し、その後講
師が解説をする形式でした。
 実務上、特別縁故者として財産を承継したい方が、財産管理人選任の申立てをすることが多いので、財産管理人選任申立書作成や財産管理人就任を引き受けるには、日ごろから利害関係を意識しておく必要があると考えられます。各グループ間では、活発な意見交換が行われ、様々な問題が指摘されました。
 討論後は、講師より解説が行われ、「裁判所自体は、財産管理人選任に当たって、利害関係をまったく考慮し
ていない。」 「利害関係も考慮する必要があるが、受任者の力量が問われる。」「利害関係人に便宜を図ったと疑われないように、きっちり仕事をすればいい。」という話で、講義が締めくくられました。
 結局、受任者の力量が問題であり、登録更新時のみならず、毎年受講し研鑽を積んでいくことが、司法書士業務を広げていくために重要ではないかと思われます。 (広報委員会取材)  上へ

 平成27年12月9日(水) 第20回三士会八王子勉強会「親権、監督権について」を開催

  平成27年12月9日(水)、八王子の弁護士会館にて、三士会八王子の勉強会が開催されました。
 三士会八王子の勉強会は年3回開催され、それぞれの士業が1回ずつ勉強会を担当します。今回はその20回目で、弁護士会の担当で佐藤大志先生が、「親権・監護権について」の講義をされました。
 特殊なテーマではありましたが、子の虐待等の問題が最近ニュースを騒がせる中、判例や具体的な例も織り交ぜて話して頂き、興味をもって拝聴することが出来ました。
 講義終了後は、近くの東華飯店で恒例の懇親会を開催し、若手からベテランまで交流を深め、有意義な時間を過ごすことができました。 (総務部三士会八王子協議会)  上へ

 平成27年12月15日(金) 支会研修会「インターネット上の情報を削除するには」を学ぶ

 平成27年12月15日火曜日、たましんRISURUホールにて、今年度第6回三多摩支会研修会が開催されました。
 今回は、「インターネット上の情報を削除するには 〜その方法と実務〜」と題して、グーグルから削除仮処分を勝ち取ったIT弁護士 神田知宏先生を講師としてお招きしました。
 まずは導入としてインターネット上に書き込まれた誹謗中傷、業務妨害の事例を紹介していただき、記事を書いた人間、サイト運営会社、サーバー会社など削除請求の相手がそもそも誰になるのか、具体的な調査方法の説明を受けました。続いて総論として請求には削除請求と開示請求があること、請求の対象記事の範囲や類型、請求の主体について学び、各論部分では削除請求、開示請求について、それぞれの任意請求の方法と、法的措置について実務的な話を聞くことができました。
 もともと5時間分の講義を3時間のボリュームでお話しいただいたので、最後駆け足になってしまったのが残念でしたが、先生の講義はとても丁寧で、ITに明るくない受講者にも十分わかりやすいものだったと思います。インターネット上での誹謗中傷、業務妨害が、被害者の心身をひどく疲弊させることは想像に難くありません。書き込まれた後の対応はもとより、その予防策、リスクマネジメントが重要であると痛感しました。 (研修委員会)  上へ