東京司法書士会三多摩支会
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 支会ニュース「アダージョマエストーソ」 第160号  2016,08,08

 ■ 目 次
  1. 支会研修会士会「後見業務と社会保障制度・保険商品等の基礎知識」を開催
  2. 涼を求めてお手軽ハイキング 湯の丸スキー場から湯ノ丸山、烏帽子岳
  3. 涼を求めて超々お手軽ハイキング マイカーで行く高ボッチ山、鉢伏山・前鉢伏山

 平成28年7月15日(月) 後見業務に関連する「社会保障制度などの基礎知識」を学ぶ 

 7月15日、第1回支会研修会がたましんRISURUホールで開催されました。
 「後見業務と社会保障制度(年金・介護保険等)・保険商品等の基礎知識」と題し、講師として一級ファイナンシャル・プランニング技能士の堀田憲司先生が招かれ、成年被後見人等が障害者である場合と高齢者(要介護者)である場合の2つの事例をもとに解説して下さいました。
 導入部ではアベノミクス以降の社会保障制度改革についての説明があり、高齢化社会に対応するための財源確保や経済的弱者救済に向けた各種制度の変遷など、参加者自身にとっても非常に興味深い話から
始まりました。
 本題の障害者の事例では、障害年金を中心にセーフティネットが思っていた以上に充実しており、低収入でも十分生活できる体制が整っていることが分かりました。また、金融商品は種類によって指数ベースでの増減に幅があること、外貨建ての資産を保有することはインフレ対策として有効であることなど、ファイナンシャル・プランニング技能士ならではの解説もあり、飽きることなく聴き入ってしまいました。
 高齢者の事例では、「リバースモーゲージ」、「マイホーム借り上げ制度」など、居住用不動産を有効活用して生活費を捻出するという、やはりファイナンシャル・プランニング技能士ならではの考え方に目を見張るばかりでした。
 生命保険や火災保険については、モデル証券を交えながら抑えるべきポイントを絞って解説して下さいました。
 本研修会は、後見業務を遂行するうえで必要な情報はもちろんのこと、参加者が自身のライフプランを考えるきっかけとなる有益な情報が数多く盛り込まれた研修会であったと思います。 (研修委員会 中村伸介) 上へ

 夏は涼を求めてお手軽ハイク のんびり4時間半 「湯ノ丸山・烏帽子岳」 (2016,7,16)

 夏場は暑くて近郊の山なんかには行けないという方にうってつけのお手軽ハイキングコースの紹介
 日本百名山でも二百名山でも三百名山でもない湯ノ丸山(2101m)なんてどこにあるんだと思われるかもしれないが、上信越道に東部湯の丸インターってICがあることはご存じだろうか。このICの名称が湯ノ丸山を天下に知らしめているのだ。
 東京方面からは東部湯の丸ICの一つ手前の小諸ICで降りて上信越道に並行して走る県道79号線を西進すれば湯ノ丸スキー場の看板があるので、ここを右折してこの湯の丸スキー場を目指す。
 浅間山から四阿山(アズマヤサン・日本百名山)、根子岳と2000m級の山々が連なる長野と群馬の県境に湯の丸スキー場はある。県境の峠は地蔵峠という。勘違いしがちだが、峠の南側を流れ下る川は千曲川に合流し日本海に注ぎ、峠の北側に流れ下る川は吾妻川に合流し、利根川と合わさって太平洋に注ぐ。
湯の丸スキー場
ゲレンデの中を登る
もうすぐ湯ノ丸山山頂
頂上直下、右は北峰
湯ノ丸山頂上
湯ノ丸山頂上
 さて、スキー場の駐車場となっている地蔵峠は標高1732mもあるので、夏でも日陰は涼しい。夏でも運行しているリフトに乗って標高差100mを楽してもいいが、せっかくだから牛が放牧されているゲレンデの中を牛の糞を踏んづけないように直線的に登って行く。牛とスキンシップしながら柵を出るとリフト降り場。ここから少し遊歩道を進むと、右側は6月中旬頃から開花する「つつじ平」という名称の名勝地を通過する。
 その先で直進は「これより先は登山道」と書かれた分岐点に出る。大きな恋人岬のような釣り鐘がある。
 登山道を登っていくと30分程度で草原になる。草原をちょこっと登るとガレ場になって広〜い山頂だ。
小梨平から湯ノ丸山を振り返る
小梨平から湯ノ丸山を振り返る
小梨平から烏帽子岳を仰ぎ見る
小梨平から烏帽子岳を仰ぎ見る
烏帽子岳稜線眼下には佐久平
烏帽子岳稜線眼下には佐久平
 天気さえ良ければ360度の展望。体力&時間に余裕があれば真北に見える北峰まで草原の稜線を往復したい。片道10分だ。南峰から見ると北峰のほうが高く見えるが、北峰は2099m、2mほど低い。浅間山方面からこの湯ノ丸山(南峰)までほぼ東西に走っていた長野群馬の県境をなす山塊もこの湯ノ丸山で直角に曲がり南北に向きを変えて、鳥居峠、四阿山(2354m)と続く。
 さて、360度の展望を楽しんだ後は来た道を引き返してもよいが、せっかくだからすぐ西に見えている烏帽子岳(2066m)まで足を伸ばしてみよう。登ってきた反対側に下り口がある。しばらくはガレ場を真っすぐに下り、樹林帯に入ってもなお一直線に下っていく。山頂から250mほど一気に下ると最低鞍部の小梨平(1850m)、小さな草原が広がり、烏帽子岳の烏帽子がよく見える。
もうすぐ烏帽子岳山頂
もうすぐ烏帽子岳山頂
烏帽子岳山頂から烏帽子を見下ろす
烏帽子岳頂上直下の烏帽子岩を見下ろす
キャンプ場そばでニッコウキスゲが群生する湿原
ニッコウキスゲが群生するキャンプ場の湿原
 ここから約200mの登りだ。しかし湯ノ丸山までの急登ではないのでそれほど疲れない。150mほど登ると稜線で、南側が切れ込んだ展望の良い尾根道となり、目の前に大きなピークが見える。もうそこが頂上だと頑張って登ってみると、頂上ではなく「小烏帽子岳」の標識が。ニセ烏帽子なのだ。この先に見えるのが本物の烏帽子岳。左手眼下には佐久平が見渡せる。稜線にはコマクサも咲いていた。小梨平からおよそ45分で山頂、山頂には大勢のハイカーがいた。この山頂も360度の展望だ。湯ノ丸山よりも人気のある山のようだ。すぐそばに見えるこんもり丸い山頂の山が湯ノ丸山で、その方向が東になる。
 下山は、小梨平までは来た道を引き返し、そこから湯ノ丸山の山腹を等高線沿いに回り込むようにほとんど高度をさげないまま20分ぐらい下って?行くとつつじ平からの遊歩道が合わさって、ここから一気に下るとニッコウキスゲの咲き競う湿原とキャンプ場となり、未舗装の車道を10分も下ると地蔵峠に戻る。
ヤマオダマキソウ
ヤマオダマキソウ
クルマユリ
クルマユリ
コマクサ
コマクサ
ヤナギラン
ヤナギラン
タカネナデシコ
タカネナデシコ
 地蔵峠から車で群馬県側に5分も下ると、鹿沢温泉の秘湯「紅葉館」がある。かの有名な「雪山賛歌」が生まれたところだという。近く(駐車場から歩いて2分戻った県道脇)には、「雪山賛歌」の碑もあるので寄ってみよう。 (HP編集室)  上へ

 夏は涼を求めて超々お手軽ハイク のんびり1時間 「高ボッチ山・鉢伏山」 (2016,7,24)

 夏場は暑くて近郊の山なんかには行けないという方にうってつけのお手軽ハイキングコースの紹介
 4時間以上も歩くのはいやだという向きには、もっともっとお手軽、超楽々ハイキングコースをご紹介しよう。もはやハイキングとは言えない単なる散策だが、鉢伏山は2000mには達しないものの1929mもあるので涼しい。花の百名山とされている山だ。
 中央道から長野道に入って岡谷ICで降りて国道20号を下って(実際は岡谷市と塩尻市を隔てる山に登り、塩尻峠を越してから「下る」)、カーナビに従って高ボッチの標識のある狭い狭い生活道に入る。幾度か狭い山腹の路地を曲がっていくとやっと幾分広い道に出る。
 国道の標高が既に940mを超しているのだが、1600mぐらいまではくねくねカーブの連続を沢添いに登っていくと、突然だたっ広い台地に出る。高ボッチ牧場のある高ボッチ高原だ。草競馬場を過ぎてさらに進むと、高ボッチ第1駐車場がある。トイレもあるのでここで休憩。「アルプス連峰パノラマ展望台」と書かれた俯瞰図があるので立ち寄ってみよう。北は後立山(白馬)連峰から南は乗鞍まで北アルプス全体が見渡せるまさに展望台だ。ここの標高が1645m、ここから車道を渡って草原の中の遊歩道をおよそ5分歩けば1665mの高ボッチ山の頂上だ。ほとんど登っている感じがしない。頂上から南西方向には眼下に諏訪湖、遠くは南アルプスから八ヶ岳が展望できる。もちろん振り返れば北アルプスの峰々も一望だ。
高ボッチの北アルプス展望台
高ボッチの北アルプス展望台
高ボッチ頂上から振り返ると
高ボッチ頂上から振り返ると
鉢伏山駐車場から頂上を見上げる
鉢伏山駐車場から頂上を見上げる
 さて、これで終わったわけではなく、また車に乗ってさらに奥(北)を目指す。約5q行くと鉢伏山の終点、有料駐車に自然に入っていく。有料駐車場代500円をケチって高ボッチから歩いてもいいのだが、なだらかに見えて実は標高差にして約200m登っているので、やはり車で来るほうがラクチンだ。道幅は狭いが、道中はまるでスカイラインのような素晴らしい景色だから、歩いてバテてはもったいない。
 駐車場(1835m)に車を止めると、見上げるはるか上に鉢伏山の山頂が見える。まるでアルプスの少女ハイジのような草原の景色だが、これをたった15分で登れるのかと心配になる。しかし、柵に囲まれた遊歩道をチンタラ登ってみると、以外にもおよそ15分で標高差100mの山頂1929mに達する。頂上北側は樹林帯になっているので、北側の美ヶ原方面の展望はないが大草原の頂上の向こうには人工的な展望台が造られているので登ってみよう。
 展望を満喫したら下ることになるが、この下りながら見渡せる景色は素晴らしい。美ヶ原の比ではないだろう。駐車場分岐点まで戻ったら、せっかくだから前方に見えていた前鉢伏山(1836m)にも行ってみよう。10分ぐらいで山頂だが、ほとんどアップダウンはない。鉢伏山は草原だが、こちらの道中はレンゲツツジが群生している。シーズンには大混雑するそうだ。美ヶ原・霧ヶ峰方面の眺望がなかなかのものである。
鉢伏山頂上の標識
鉢伏山頂上の標識、展望台は奥
前鉢伏山頂上の標識
前鉢伏山頂上の標識
前鉢伏山付近から鉢伏山
前鉢伏山付近からの鉢伏山方向
 結局、鉢伏山・高ボッチ合わせても歩行時間は1時間もないかもしれないので、天気さえ良ければじっくりのんびり歩ける天空の遊歩道といったところである。
 帰りは、高ボッチ手前から「崖の湯温泉」方面に下ると、秘湯「崖の湯」で一風呂浴びることができる。3軒程度宿があるが、「薬師平 茜宿」の露天風呂からは松本盆地を隔てて北アルプスが一望できる温泉として有名だ。北アルプスに沈む夕日を眺めながら湯に浸かることができれば最高だろう。      (HP編集室)  上へ