東京司法書士会三多摩支会
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 支会ニュース「アダージョマエストーソ」 第37号 2005,12,13 

 ■ 目 次
  1. 平成17年 聖蹟桜ヶ丘駅前ふれあい無料法律相談会レポート
  2. 五市相談会に参加して
  3. 第2回裁判事務教室に参加して
  4. 平成17年 日野産業まつりふれあい無料法律相談会レポート

 平成17年 聖蹟桜ヶ丘駅前ふれあい無料法律相談会レポート
(町田支部 野村耕史)

 平成17年10月8日(土)午前10時から午後4時まで、京王線聖蹟桜ヶ丘駅前で、毎年恒例のふれあい無料法律相談会が開催されました。
 今年は「京王グループ主催第5回せいせきフェスティバル」という行事と日時・場所が重なってしまい、いつもの改札口前の場所が確保できるか心配しましたが、京王電鉄の好意により多少例年より場所は狭いものの、いつもどおりの場所で開催できました。
聖蹟桜ヶ丘相談会風景01

聖蹟桜ヶ丘相談会風景02  ただ、ポップコーンやたこ焼きのにおいが流れてきたり、パレードの音楽が響いてきたりする、「お祭り」の中の開催となったため、自慢のノボリや看板もお祭りに埋没した格好であまり目立たず、特に午前中は特に午前中は相談者もまばらでした。
 午後になると、ときおりザーと雨が降る等、天候が不安定でしたが、相談者の数は徐々に増えて、特に午後2時から3時にかけては、席もほとんど埋まって周囲のお祭りの喧騒に負けない熱気のある雰囲気でした。
 相談件数は全体で28件で、その内容はここ数年の傾向を踏襲して、登記関係から相続、遺言、訴訟関係、成年後見まで範囲が広がって来ていますが、その中でも今回は相続と遺言に関する相談だけで12件と全体の4割強を占めていたのが特徴的でした。

 なお、昨年までは三多摩支会の事務所から相談会に使うテーブルや椅子をレンタカーに積んで会場まで運搬していました。しかし、今年9月に事務所が移転し新しいテーブル等が外に持ち出せなくなったことから、今年度から初めての試みとしてテーブルと椅子をレンタルすることになりました。結果的に広報委員の負担はかなり軽減されましたし、経費的にもレンタカーを借りるのと大差ない費用ですみましたので、良かったのではないかと思います。
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聖蹟桜ヶ丘相談会風景03

 五市相談会に参加して
(広報委員長 刈谷誠一)

  こんにちは、刈谷です。田無支部主催で、10月15日(土)に、五市(西東京市・東久留米市・小平市・東村山市・清瀬市)で行われた、法律相談会に参加してきました。田無支部が中心で開催してきたものと聞いてはいたのですが、そのエリアの広さ、支部を挙げての取り組み姿勢には脱帽です。素晴らしいと思います。
五市相談会相談風景01

五市相談会相談風景02   当日私は、田無アスタ2階センターコートという場所での相談会に行ってきました。田無駅のまん前の大きな商業ビルです。その2階の真ん中に広場があり、そこで開催されました。その広さと往来を含めた場所柄の良さに驚きました。ほんとに目立つんです。又、広告などが段取り良く宣伝されていた為 相談者がひっきりなしに訪れます。7人程の担当の方々は、終日休みなく相談を続けていました。私も休まず相談を担当しました。終了時には心地よい疲労感そして充実感を感じました。実り多い相談会と言えるでしょう。

 開催後に感じた反省点としては、個人情報の保護・プライベート保護などの観点から、やはり、しきり・パーテーションなどが必要になってくるのでは、ということでしょう。細かい修正を重ね、今後 ますます盛大になっていって欲しいと思いました。
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五市相談会相談風景03

 第2回裁判事務教室に参加して
(田無支部 武藤 進)

  第2回裁判事務教室は,平成17年11月4日午後6時から、前回と同じ場所の立川市女性総合センターアイム5階・第3会議室で開催された。
今回は,第2回なので直ぐに実務の質問へと入っていった。
公示送達を申立する為の調査報告書の記載方法。貸し店舗で,賃借人が荷物を置いたまま所在をくらませた。保証人や親族には連絡着くが,本人と連絡を取り未払い賃料と荷物の引き取りを請求したい。調査報告書には,「誰々に聞いた。」と氏名を特定して書く。名前を書くが承諾は取らない。住所や電話番号は書かない。報告書は事務員が書いても良い。事情を聴取するときには面前でメモを執らない。警戒心を持たれないようにする。
第2回裁判事務教室写真01

第2回裁判事務教室写真02   建物老朽化による建替え理由に賃貸借契約の更新拒絶をされた。家自体が存立できない状態でなければ,「老朽化」では無い。修理は老朽化ではない。こちらから解除原因を作らないようにし,家賃は供託する。「現在,出られないから,契約を継続し,居住をさせて下さい。」と,こちらからお願いのかたちで内容証明郵便を出したらどうか。相手としては,@あくまでも明渡しを請求してくる。Aあきらめる。のどちらか。但し,大家さんには交渉や会いに行かない事。話がこじれる。仲介業者を相手とする。仲介業者の,□□建託に対しては,被害者の会もあるようだ。

  公正証書遺言で土地建物を遺贈するとして登記済証と実印を受贈者へ渡した。その後,遺言を取り消した。遺贈者は認知症になり後見人が選任された。後見人としては権利証を取り返さないと任務怠惰だ。
遺言書が発見される前に法定相続分の登記をされたら,遺言書で相続分を指定していても,後日,交渉または争う以外に予防の方法は難しい。登記所へ不受理の申立をする方法がある。第一の遺言書で遺言執行者を決めてあったが,第二の遺言で,第一の遺言を取り消したら,第一の遺言執行者へは知らせるべきだ。知らない事が多い。法定相続分での相続登記するときは,遺言書の有無を確認し,全ての相続人に委任状をもらうのが良い。保存行為なので,もらわなくても良い。
第2回裁判事務教室写真03

第2回裁判事務教室写真04   多重債務者に弁済停止を指示したら,遅延損害金が発生した。約定利率を越える損害金について賠償責任を求め提訴された。現実的にはそのような事は無いでしょうが,理論上は考えられる。だが,和解は債務者が納得の上なので通常は無いが,代理人として和解したが,通常期間より長い期間掛かった場合,遅延損害金請求されるかもしれない。
個人事業者の債務整理で事業を続けさせる為,銀行への弁済を優先させる事はある。自己破産では偏ぱ弁済はよくない。

  債務整理で,キャッシングとショッピングの取引履歴は別々に開示される。利息制限法に引き直した計算書を出す業者と,出さない業者がある。過払いが有る取引と,無い取引の間では,過払いを無い方へ充当できる。残額を一括で支払うので,3割引せよと交渉できる。3回払いでも割引交渉は可能で有効。
民事再生は,日司連の個人民事再生(民事法研究会)の本を参考にすると良い。
などなど,息も付かせず話が進み,8時を過ぎてしまった。まだまだ予定の半分にも行っていない。どうなる事やら・・・・・。聞いている初心者にとっては宝の話ばかり。益々興味が湧いてくる。
第2回裁判事務教室写真05

第2回裁判事務教室写真06   休憩の後,調布支部の中野先生から実務経験談の解説とそれに対する質問があった。
地裁の預託金返還請求事件について。預託金700万円なので代理不可。書面作成支援した。任意交渉権は無い。相手方(ゴルフ場)の調査が重要。インターネット等を使用し,関連コース,バックにある会社や,現在の会員募集状況まで調べる。この情報が和解の時に重大な意味を持つようになる。弁論準備手続は非公開なので,準備室に書面作成支援者は入れないが,民訴169条2項により傍聴許可願いを出し,準備室に入れた。傍聴している状況で発言するには許可が必要。意見も述べた。準備室内で,本人が質問されたら,「この件は,書面作成支援してもらっている司法書士と相談しないと答えられません。」と言わせるのも方法である。次回が弁論準備手続なのかがハッキリしないときは,書記官に聞くと良い。

  多くの収穫だった。そして,新たな疑問点も発見できた。
いつの間にか,9時を大きく回っていた。司会者は会場の都合もあるので話を強制的に中断し,三多摩支会長のお話でお開きとなった。
フリートークまで回らなかった。時間が短かった。もう少し聞きたかった。
益々面白くなってきた裁判事務教室である。
第2回裁判事務教室写真07

第2回裁判事務教室写真08   一人で経験できる事には限界がある。十人で経験できた事を皆で分かち合えば,十人分の経験が出来る。そんな意味でこの裁判事務教室は貴重な経験でした。
次回の早い開催を期待し,要望致します。
皆さん,本当にありがとうございました。 上へ  

 平成17年 日野産業まつりふれあい無料法律相談会レポート
(広報委員 八王子支部 古宮 努)

  平成17年11月12日(土)、13日(日)の二日間、日野中央公園で日野産業まつりが開催されました。当三多摩支会では、「ふれあい無料法律相談会」を出展致しました。昨年に引き続き、日野市役所から日野中央公園への入口に出展ブースを確保できました。この場所は、公園内のメインステージへの入口にあるため行き交う人も多い場所で、時間帯によっては、逆に通行人が多すぎて困ることもある程です(案内看板を見間違えて、本部と間違われた事が何回もありましたが・・・笑)。両日とも天気が良く、野菜の販売等があるため、朝早くからお客さんの数も多く、催事としては、終日、とても盛況でした。
日野相談会写真01

日野相談会写真02   「産業まつり」という催事の性格からか、通常の街頭相談当会の看板や各種パンフレットを目に立ち止まるお客さんも多く、最終的には、土曜日に7件、日曜日に15件の合計22件の相談を受けました(相談件数としては少ない?)。ただ、ブース前での「立ち話相談???」も数件あり、少々困りましたが(笑)。他の相談会と違い、催事の中での相談会ですので、相談を受けやすい環境をいかに作るかが相談者の数を増やすポイントのように感じました。

 相談内容としては、相続関係の相談が多く見られたようです。私が対応した相談には、家事事件の相談があり、自分の不勉強さを痛感するとともに、今後の司法書士に求められる「街の法律家」の幅広い知識・経験の必要さを実感しました。

  支会の広報活動としての反省点とすれば、相談を受けることだけでなく、もっとパンフレットを積極的に配布する等して、広く一般の方々に我々の業務を理解していただくことも、この催事においては可能であり、必要であったのではないかと思います。

 追伸 私が、広報活動の合間を縫っては、出店で飲食活動を繰り返していたことを告白するとともに、来年、一緒に活動をしていただける方、お待ちしておりますm(__)m
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日野相談会写真03