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第2回 法令実務研修会を受けて
テーマ <司法書士の綱紀―最近の懲戒事例の動向>
多摩支部 松本 綾子
11月2日、立川市女性総合センターアイムにて行われた法令実務研修会に参加しようと思ったのは、月報司法書士等を読み、最近の懲戒事例がずいぶんと厳しくなってきていることを感じ、綱紀の現場の話を是非聞いてみたいと思ったからでした。
当日は、府中支部の石塚伸一会員が壇上に立ち、前半は綱紀委員会の調査がどのような過程を経て行われていくのか丁寧に説明してくださいました。綱紀委員の職務は、負担が大きく本当に大変な仕事であったことも分かり、頭の下がる思いでした。また、同業者を調査しなければならないという、精神的にも非常に負担のかかる仕事であったのではないかと思います。
後半は、最近の懲戒事例の傾向についてお話いただきました。
特に多いのは、やはり本人確認を怠った事例とのことでした。職務歴20年以上のベテランの方に多いとのことでしたが、少し前であれば問題になることのなかったケースが、最近では処分の対象となってしまう怖さを感じました。誰もが、明日は我が身と思って聞いたのではないでしょうか。石塚会員は、復代理申請を受けた際には、直接本人に確認をとらせてもらう、会社の議事録は日付開催時刻等はこちらでは記入せず、あくまでも会社側に議事録を作成してもらう等して細心の注意を払い執務にあたっているとのこと、私も身の引き締まる思いでした。
正直なところ、最近の懲戒事例を聞いていると、どうしてこのようなことで処分を受けてしまうのかと、疑問を感じることも少なくありません。でも、時代の流れで、司法書士の業務に関する責任は重くなり、より高度なものを求められるようになった今、執務のあり方を見つめ直す時期なのだと感じました
このような研修に参加しないと、時代の流れに取り残され、従来からの古い執務体勢で業務にのぞんでしまっていたかもしれません。私にとっては、自分の仕事のあり方を見つめ直す、いい機会となった研修でした。
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