東京司法書士会三多摩支会
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 支会ニュース「アダージョマエストーソ」 第52号 2008,1,7 

 ■ 目 次
  1. 三士会合同相談会
  2. 第2回裁判事務教室開催 参加者の感想
  3. 都立小川高校にて高校生法律教室を開催

 平成19年11月23日(金) 三士会(弁護士・税理士・司法書士)合同相談会

 平成19年11月23日(金)午後1時から4時まで八王子東急スクエア12階にて弁護士・税理士・司法書士によって構成される『三士会連絡協議会』よる合同無料相談会が開催された。
 当相談会は各種資格者が1人の相談者に対して一度に対応できることが特色であり、年に一度毎年開催される恒例相談会である。
 本年は相談者の合計28名で、弁護士への相談件数が多かったようであるが、他の資格者が相談に対応する場面を目の当たりにできるため、同席しているだけでも勉強になる。
 また、1件の相談に対し複数の資格者が対応すべき事案も毎年多数あり、本年も9件あった。 この点では、市民に対する貢献も大きかったのではないかと思われる。
 来年度以降も事前広報等の徹底によって、より多くの相談者が来場してもらえるよう期待したい。
  ☆相談者・件数の構成
相談者年齢構成  20代1人、30代2名、40代2名、50代5名、60代8名、70台以上5名、不明5名
職種別相談件数  弁9件、税5件、司5件、弁・税3件、税・司4件、司・弁2件
  ☆相談事案の詳細
延べ件数(複数カウント)
相続(法律)5件、相続(税金)4件、相続(登記)7件、売買2件、 借地借家2件、離婚・親族2件、成年後見1件、所得税2件、贈与税1件、損害賠償1件、その他(法律)3件、その他(税金)3件、その他(登記)4件

相談内容の概要
相続関係9名、売買関係2名、借地借家関係2名、身分・親族・後見関係3名、所得税・贈与税関係3名、その他法律7名、その他税金1名、その他登記1名

 なお、相談会を何で知ったかをアンケートした結果、市の広報が11名と一番多く、次にチラシ・ポスターが10名、各会のインターネットHPは2名であった。 上へ

 平成19年12月10日(月) 第2回裁判事務教室に参加して

          第2回裁判事務教室を受けて
  (八王子支部 水沢 聡)
 昨今の過払金返還請求事件については、重要な最高裁判例が数出され、日々情報が変化しているという状況です。
 平成19年2月の、「弁済によって過払金が発生しても、その当時他の借入金債務が存在しなかった場合には、上記過払金は、その後に発生した新たな借入金債務に当然に充当されるものということはできない」旨の最高裁判例の出現により、 それまではたとえ数年のブランクがある場合でも一連で取引履歴を開示していた貸金業者が、わざわざ別の取引として取引履歴を開示してくるなど、貸金業者の開示方法も変わってきているところです。
 司法書士同士の情報交換においても有意義な情報は得られますが、このまさに今旬な論点である問題について、消費者問題を熱心にやられている弁護士の秋山努先生から話が聞けるという貴重なチャンスを逃す訳にはいきません。
 講義は2時間弱という短い時間でしたが、今まさに私が直面している問題の解説もありました。
 同業者との情報交換もさることながら、消費者問題を熱心にやられている弁護士の秋山努先生の貴重なお話を頂けたことは、今後の執務に多大な影響を与えてくれます。ありがとうございました。 上へ


 平成19年12月19日(水) 都立小川高校で高校生法律教室開催

 平成19年12月19日(水)午後1時30分〜2時20分、町田市にある都立小川高校において、三多摩支会社会問題対策委員会主催による高校生講座(法律教室)が開催されました。
 当日は曇り空で日中の気温が10℃に届かない寒い一日でしたが、関係者は午後0時30分に小川高校応接室に集まり、まず学校関係者を事前打合せを行い、午後1時過ぎから行われた避難訓練のあと、 体育館に集合した約700名の全校生徒を前にして講義を行いました。
 小川高校における法律教室は今回2回目で、事前に高校側から「前回同様生徒が参加できる双方向の企画をお願いします」との要望がありました。そこで、福生支部の石井会員が講師(進行役)となり、 身近な問題について質問を出し、他の司法書士3名が回答者となって一つずつ解決法を示し、どれが正解かを会場の生徒に手を挙げて答えてもらうというQ&A形式で進めました。
 取り上げたテーマは、携帯電話のワンクリック詐欺や裁判所を騙る不当請求、マルチ商法とクーリング・オフ、男女間の贈与、学納金返還問題等で、高校生が日常経験しうるか将来遭遇する可能性のあるテーマばかりでしたので、 会場の生徒もザワザワとした中で積極的に手を挙げて参加していました。
 時間的にも限られたものでしたので、今回の講座だけで、悪質商法への対応策が身に付いたということまでは無理かもしれません。ただ、このような機会を持つことで、将来トラブルに巻き込まれときに、 泣き寝入りするのではなく司法書士や関係機関に相談することで問題を解決することもできるんだというメッセージは伝わったと思います。 また、小川高校のように定期的に講座を開催できれば、司法書士という職業についての興味や理解もより高まってくるのではないかと期待しています。
 なお、今回は東京会の広報誌「ファーロ」の取材班による取材も行われ、高校生講座の取材の後に、生徒へのインタビューと、学校関係者と担当司法書士による座談会も開催されました。 これらの内容は、ファーロ2008年春号(来年3月頃発行)に掲載される予定です。 上へ