| 平成21年2月23日(月) 成年後見専門講座「リバース・モーゲージに関する諸問題」を受講 |
受 講 後 記
頭では判っている(つもりだ)し、話も時々聞くし、と、何となく理解していたつもりでした。登記手続は私達にとって専門ですので、難なくこなせるところですが、今回のリバース・モーゲージの講座では、登記に至る迄の部分について、随分と紆余曲折(?)があり、融資に着手しようとする部分で関係各位、担当各位は様々に腐心し、又、審査も厳しいことを良く知ることが出来ました。
一つには、担保を取った融資の形態をとってはいるが、あくまで高齢者の“自宅を売らず、そこに生涯住み続けたい”という希望を叶えるための「福祉的手続の一環」であること。故に、不動産という高価値資産を担保に取るのだからとにもかくにも金を貸せ、とはならないということ。二つには、融資金を借金として返済していくのではなく少しずつ費消していくため(リバース、の表す部分)、融資を受ける方の“天寿”という不確定な期限を基にして費用算定を行い、赤字を出せない≒所謂「担保評価割れ」をゼッタイに避けなければならないという命題をもっていること。つまり、融資額がかなり低めな設定になること。
…随分厳しい“枷”があるのだなあと感じたのも正直なところです。一方で、モーゲージ(担保)というと、融資の担保物件設定=登記=金員の提供=返済、と直結して捉えがちな(私だけかも知れませんが…)考え方が、前記したように「福祉的手続の一環としての融資」であって、この手続の最後として、その不動産を売却換金し一括返済にあてるので、故に「予め登記をしておく」という経緯となるのだということが良く判りました。ご参加の会員先生方も、登記に対するアプローチの方向が違うという点をご諒解されたと思います。皆様、熱心にビテオをご覧になり、又、レジュメに様々メモをとりながら、ご担当頂きました講師先生の講義をお聞きになっていらっしゃったように思います。有意義な講座でした。 →上へ
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